町の守護者は美と恋愛の神ウェヌスであった。娼婦の館などが発掘され、ここで男女の交わりを描いた壁画が多く出土したことから、現代では
ポンペイ
は快楽の都市とも呼ばれる。
ただし主な産業はワイン醸造だったらしい。この土地は火山噴火まではぶどうの産地であった。
港湾都市でもあり、商業も盛んであったことは、ワインを運ぶための壺が多数出土されていることからも裏付けられる(現在は
ポンペイ
周辺で水位が極度に下がっているが、当時は港もあり海洋都市でもあった)。
碁盤の目状に通りがあり、大きな通りは石により舗装されていた。市の中心には広場もあり、かなり計画的に設計された都市であることも分かっている。
また、当時は性的におおらかな時代であり、
ポンペイ
のような商業都市には商人向けの娼婦館のような施設は多かったという主張もある。